2006年のコッパ・スダメリカーナで大活躍し、優勝の原動力にもなったMFアンドレス・チティーバ ( パチューカ ) は、ホームシックにかかっているのだとか。

　コロンビアの大手紙 terra が伝えたニュースによると、コロンビア人のチティーバはボゴタに本拠を構える古巣ミジョナリオスに戻りたいという意志を周囲に漏らしているという。その背景には、ホルヘ・ルイス・ピント氏が代表監督に就任したことで若手に招集のお声がかかる可能性が高まっていることが挙げられている。愛くるしいルックスからパチューカではアイドル的存在として高い人気を得ているが、チティーバはパチューカでの待遇を捨ててでも代表入りに向けて邁進したい姿勢がみてとれる。

　ボゴタ近郊のフォンティボンという街で生まれ育ったチティーバ。しかし現在はすっかりパチューカに馴染んでおり、パチューカで生まれ育った２人の子ども ( ４歳の長女カミーラちゃんと２歳になる長男セバスティアンくん ) もメキシコの環境に順応している。コロンビアに戻るためにはこうした家族の問題も解決する必要があるだろう。「ミジョナリオスは私の誇り」という言葉を口にするチティーバ。ホームシックにかかっているのではなく、自分自身のキャリアのために母国凱旋を真剣に考えている。