Campeonato Paulista 2007 〜サンパウロ州選手権〜 連覇なるか? ザーゴの決勝弾でサントス白星発進。
第1節 グレーミオ・バルエーリ 1-2 サントス
サンパウロ州選手権は1月17日に開幕。17日と18日に第1節が行われた。サンパウロのエスタジオ・パルケ・アンタルチカで行われた グレーミオ・バルエーリ×サントス は、DFアントーニオ・カルロスが終盤にゴールを決めてサントスが勝利をおさめた。 試合は、グレーミオ・バルエーリが良いリズムで試合に入り、何度かチャンスメイク。序盤後手に回ったサントスは攻勢に出ることでバランスをとった。しかしスコアが動くことはなく、前半は 0-0 で終了した。 ルシェンブルゴがハーフタイムに戦術にテコ入れを施すと、後半サントスの攻撃は活発化。すると70分にFWファビアーノのラストパスをMFゼ・ホベルト ( 元ブラジル代表 ) がゴールを決めて先制。79分に追いつかれたが、気持ちを切らさず攻めたサントスは87分にフリーキックを獲得。MFクレーベルが蹴ったハイクロスをDFアントーニオ・カルロス ( ザーゴ / 元ASローマ ) が頭で合わせて勝ち越し、敵地で勝利をおさめた。 目立った戦力流出もなくスムーズに今シーズンを迎えた感もあるサントスだが、3-5-2 のシステムがうまく機能しなかった前半は中途半端な内容だった。ルシェンブルゴ監督が迅速に対応し、4-4-2 に戻して自分たちのリズムを取り戻したサントス。この日の内容では連覇に向けて不安も残るが、勝ち点3を得てサポーターは安心したに違いない。 写真; 100%のコンディションではなかったMFクレーベル・サンターナ ( サントス ) 。時折ミスパスをするなどややミスが目立った。
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