Campeonato Carioca 2007 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 さらに充実した一年へ。フラメンゴが開幕戦を制す。
前期グアナバーラ杯 第1節 フラメンゴ 2-0 カボフリエンセ
リオ・デ・ジャネイロ州選手権は1月24日に開幕。25日に第1節の残りが行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた フラメンゴ×カボフリエンセ は、FWオビーナのゴールなどでフラメンゴが勝利。例年エンジンのかかりが遅いフラメンゴだが、今季はいきなりグループ単独首位に躍り出た。 試合は、開始直後の2分にカボフリエンセがFWマルセリーニョの速攻でチャンスメイク。フラメンゴも5分にMFジュニーニョ・パウリスタを起点に決定機を作り、互いに積極的な攻めを展開。試合は締まった。時間の経過とともに優勢に立ったのは、熱狂的なフラメンギスタの大声援を背に戦ったフラメンゴ。迎えた32分にMFヘナットが左足で強くゴールに蹴り込み先制した。先制して勢いに乗ったフラメンゴは37分、左サイドを上がったDFフアンのクロスFWオビーナが合わせて2点目。2-0 で前半を折り返した。 後半もフラメンゴの優位は動かず。カボフリエンセはスペースを有効に利用できず攻めあぐねた。フラメンゴはそのまま2点差を守って逃げ切り、開幕戦を制した。 昨年コッパ・ド・ブラジルで優勝してリベルタドーレスの出場権を獲得したフラメンゴは、このシーズンオフにイリネウ、モイセス、クライトン、ジュニーニョ・パウリスタ、ホニー、レオナルド、ルイジーニョと7人もの新戦力を獲得。国際舞台で戦い抜くために選手層を厚くした。このクラブを蘇らせようとしているネイ・フランコ監督は「今年は飛躍の一年にする」と強い意気込みでシーズンに臨んでいる。そんな監督の期待に応えてチームは開幕戦で勝利した。ハードな一年となるが、充実した一年にしたいという思いはチーム全体にみなぎっているようだ。
写真右上; パウメイラスから移籍したMFジュニーニョ・パウリスタ ( フラメンゴ ) は、早速スタメン出場。チームの核としての活躍を期待されている選手の一人である。
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