昨年ブラジレイロンで降格争いを強いられたサンパウロ州の名門パウメイラスが、パラナーからFWクリスチャーノを獲得したと発表した。

　クリスチャーノは昨年パラナーで11ゴールをマーク。チームの得点王として同クラブのリベルタドーレス出場権獲得に大きな貢献を果たした。そのクリスチャーノを狙っていたのはパウメイラスだけではなかった。昨シーズン終了後に、トルコリーグのクラブチームから複数のオファーをもらっていたという。条件など様々な面を考慮した結果、国内に留まることを選択したクリスチャーノ。パウメイラスへは完全移籍でなく１年間のレンタル移籍とのこと。

　パウメイラスと言えば、先にパラナーからカイオ・ジュニオール監督を招聘するなど、パラナーの"主役"を次々と買いあさっている。クリスチャーノの獲得を決めたばかりだが、さらにパウメイラスはMFピエーヒ、DFエジミウソンの２選手の獲得についても前向きに検討しているという。
　パラナーのサポーターがベルドン ( パウメイラスの愛称 ) を敵視するであろうことは必至の情勢である。