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Campeonato Paulista 2007 〜サンパウロ州選手権〜

年の瀬の大惨事… ヒシャリソンが交通事故で病院に搬送される。
サンパウロのMFヒシャリソン、交通事故による負傷で全治6週間。

 2007年まであと2日に迫り、年越しのムード漂う真夏のサンパウロでその事故は起こった。サンパウロに所属するMFヒシャリソンが運転中にハンドル操作を誤り、交通事故を起こした。救急車で病院に搬送され幸い命に別状はなかったが、右腕を骨折する重傷を負った。医者の診断によれば、戦列復帰は2月の第2週目頃になるとのこと。

 ヒシャリソンは1982年12月27日生まれで、事故の3日前に24歳の誕生日を迎えたばかり。昨年はクラブW杯で背番号20を身につけ、サンパウロの一員として来日している。レギュラーの座こそつかんではいないが、MFジョズエやMFミネイロらボランチの主力が欠場した際の代役としてチームに重宝されている選手である。

 地元警察の発表によれば、ヒシャリソンが交通事故を起こしたのは12月30日の午前11時15頃で、スピード超過でカーブを曲がりきれず分離帯に衝突したとのこと。だが、何キロほどスピードが出ていたのかは明らかにされていない。

 救急車でサン・ルイス病院に搬送されたヒシャリソンは、フーベンス・カンポス・フィリオ医師の手によって、骨折した右腕の骨を固定する手術を受けた。その手術はおよそ1時間もの時間を要したという。

 束の間の休暇を利用して家族との時間を満喫するために帰省の途についた矢先の交通事故。ヒシャリソンの復帰は早くても2月中旬になると報じられている。サンパウロ州選手権で2年ぶりの覇権を狙うサンパウロにとっては不幸なニュースとなってしまった。

 写真右上; ヒシャリソンが運転していた車の前方部は原型を留めないほどの大破。事故の惨状を物語っている。
 写真左下; ヒシャリソンが乗っていた座席部分にもおびただしい血のりが残っており、事故の惨状をまざまざと感じさせるものだった。

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