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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

バスコがオルテガに接触?

 リオ・デ・ジャネイロ州の名門バスコ・ダ・ガマが、元アルゼンチン代表のFWアリエル・オルテガ ( リーベル ) の代理人と密かに接触したことを明かした。アルゼンチンの某紙が報じた。

 記事によれば、先月オルテガが家庭の事情を理由に欠場したのを"リーベルとの不仲"ととらえたバスコの経営陣が「リーベルが居心地悪いのなら、うちに来ないか?」と働きかけたという。また、オルテガのようなスターを獲得することで、バスコの幹部らがエスタジオ・サン・ジャヌアーリオの観客動員数を増やそうとする狙いがあるとも書かれている。

 これに関して「ドス・ダ・プンタ」というブエノスアイレスのラジオ番組に出演したリーベルのホセ・マリア・アギーラル会長は「オルテガがブラジルに移籍するなどという報道があるようだが全くのデマだ。オルテガはリーベルのアイドル的存在だから我々は手放そうなどと思ったりはしていない」と反論。一連の報道に関して否定した。
 さらにアギーラル会長は、一部報道で『オルテガの保有権は今もなおニューウェルスが握っている』との噂に対しても発言。「ニューウェルスに保有権はないし、我々がオルテガをニューウェルスに返すなんてこともない」と述べ、バスコ移籍の噂とともに真っ向から否定した。

 ちなみにFWゴンサーロ・イグアインをスペインに手放したリーベルは、現在FWルーカス・マルティン・カストロマン ( ベレス / 元ラツィオ ) を筆頭にFWオスカル・カルドーソ ( ニューウェルス ) 、FWマルコ・ルーベン ( ロサーリオ・セントラル ) ら前線の補強に神経を尖らせており、こうした報道がオルテガ放出の噂を後押しした、という見方もある。

2006年12月21日
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