Uma partida de clemência 2006 〜 ジーコ主催慈悲試合 〜 ゴールネットは13回揺れて… ジーコ擁するベルメーリョの大勝。
ベルメーリョ (赤組) 8-5 ブランコ (白組)
ジーコが運営するサッカーセンターでは、12月28日に慈悲試合が行われた。リオ・デ・ジャネイロのセントロ・ジ・フチボウ・ド・ジッコ ( CFZ ) で行われた ベルメーリョ (赤組) × ブランコ (白組) は、MFクラレンス・セードルフ ( ACミラン ) の2ゴールなどでジーコ擁するベルメーリョが大勝。訪れた観客を楽しませた。また、敗れたブランコもFWバグネール・ラブ ( ブラジル代表 ) がハットトリックを達成し、見に来た人を何度も湧かせた。 終始友好的な雰囲気で進んだ試合は、互いにディフェンスが緩く何度も決定機が飛び出す。優位に試合を進めたのはジーコ ( フェネルバフチェ監督 ) 擁するベルメーリョ。16分にMFクラレンス・セードルフ ( ミラン ) のミドルシュートで先制すると、リズムにのってFWアモローゾ ( コリンチャンス ) 、DFレオナルド・モウラ ( フラメンゴ ) のゴールで3点のリードを奪った。 3-1 で迎えた後半は早々にFWアレックス・ジーアスのゴールでブランコが1点差に詰め寄るが、53分にMFジーニョ ( 元横浜フリューゲルス ) が狙いすましたシュートを決めて突き放すとその後もゴールを重ね、ベルメーリョは計8点のゴールショーを披露した。負けたブランコも、FWバグネール・ラブ ( CSKAモスクワ ) がハットトリックを達成するなど見せ場をつくり、慈悲試合にふさわしい内容で幕を閉じた。 この試合で最も目立ったのは、ミラノからやってきたクラレンス・セードルフだった。ミランで見せているプレイを惜しみなく披露。ジーコ、アモローゾ、ジーニョ、ハットトリックのバグネール・ラブら以上の輝きを見せて「おいしいとこ取り」。見事MVPに輝いた。 なお、この試合の入場料として集められた水や食料は恵まれない子供たちのために寄付される。
写真右上; ピッチ上では新旧の名ボランチがマッチアップ。左はエメルソン ( 元ブラジル代表 / レアル・マドリー ) 。右はジャウミーニャ ( 元ブラジル代表 / 元デポルティーボ・ラ・コルーニャ ) 。
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