今年スダメリカーナでベスト４まで進んだトルーカ ( メキシコ ) で活躍したアルゼンチン人FWブルーノ・マリオーニが、ボカ・ジュニオールスに移籍間近であるとの報道がなされた。

　ブルーノ・マリオーニは1975年6月15日で現在36歳。1995年にニューウェルスで第一線に登場すると、優れたシュートセンスを武器にアルゼンチン国内のみならず、ポルトガル、スペインなど各国でプレイしたが、これらの国では優勝など栄光にありつくことはなかった。ところが、2004年に欧州を離れてプーマスUNAMに移籍すると、2004年の前後期連続優勝に恵まれ、さらにトルーカへと移籍した2005-2006シーズンの１シーズン制メキシコリーグでも優勝に貢献。それまでアルゼンチン国内ではいまひとつ評価が上がらなかったが、メキシコでの活躍が同選手の評価見直しの絶好機となった。そして、ボカの獲得説が浮上したのであった。

　現在メキシコの自宅でオフシーズンを過ごしているマリオーニは、報道陣の質問に対して「ボカのようなビッグクラブに興味をもってもらっていることを誇りに思う」と発言。移籍交渉次第ではボカへの移籍に前向きともとれる言葉を残した。
　もしマリオーニが近々ボカと契約することとなると、ミゲル・アンヘル・ルッソ新監督の最初の補強となる。