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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

ラボルペ、宿敵を挑発?

 「だからサッカーはおもしろい、おもしろい、おもしろい」
 そんな言葉を口にしたのは現在ボカで監督を務めているリカルド・ラボルペ ( 元メキシコ代表監督 ) 、その人だ。

 ラボルペ率いるボカは第18節 ( 前期 ) を終えて現在首位。次節は引き分け以上でも優勝が決まり、プロ野球に例えるなら「マジック1」の状態にある。ボカの優勝を食い止め続けてきた2位のエストゥディアンテスの追い上げに苦しんだ感も否めないボカ。しかし、ラボルペ監督はさも挑発するかのような発言を残した。

 「ベルグラーノに負けたのは誤算だったが、それ以上にエストゥディアンテスが前節勝利を逃したことの方が誤算だな。彼らは我々との勝ち点差を1に縮めるチャンスをみすみす逃したんだ。どのクラブにも言えることだが、何が起こるかは予測不能。だからサッカーはおもしろい。おもしろい。おもしろいんだ」

 これはエストゥディアンテスへの大胆な挑発か? 同監督の発言が紙面などで報じられると、黙っていられるわけもないのが元アルゼンチン代表キャプテンのディエゴ・シメオネ監督 ( エストゥディアンテス ) 。シメオネ監督は「調子に乗るな。あんなヤツには神も背中を向けるに違いない」と反論。逆転優勝への熱意と敵将への怒りをストレートに言葉にした。

2006年12月4日
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