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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

ベルナベウにアルゼンチンが2人

 スペインの名門レアル・マドリーが、アルゼンチンから2人の若手を獲得し、それぞれに記者会見を行った。

 レアル・マドリーのホームスタジアム「サンティアーゴ・ベルナベウ」で、まず入団会見を開いたのはFWゴンサーロ・イグアイン ( リーベル・プレート ) 。リーベルで主力として活躍した18歳に目をつけたレアル・マドリーは彼の将来性に着目。ラモン・カルデロン会長を初め、プレドラグ・ミヤトヴィッチ スポーツ・ディレクター ( 元ユーゴスラヴィア代表 ) がガーゴの獲得に向けて着々と交渉を進め、獲得にこぎつけた。
 記者会見の場でイグアインは、ラモン・カルデロン会長とアルフレッド・ディ・ステファーノ名誉会長に挟まれながら「こんなビッグクラブの一員になれたことを誇りに思う。いろいろ経験を積んでもっといい選手になりたい」と決意を述べた。

 そしてもう一人。先の金曜日に正式にレアル・マドリー入りが決まったのは、ボカの中心選手であったMFフェルナンド・ガーゴ。1986年生まれで現在20歳のガーゴは、2004年にプロデビューを果たした頃はデランテーロ ( FW ) だった。キャリアを積むにつれて徐々にポジションが下がり、今のボランチに落ち着いた。ガーゴは、かつてアルゼンチン不動のボランチとして名を馳せたMFフェルナンド・レドンドの再来とまで言われるほどの実力の持ち主。そのガーゴの獲得にとりわけ熱心だったのは、実はレドンド本人だったという。
 サンティアーゴ・ベルナベウのピッチでガーゴは、レアル・マドリーのユニフォームを手にしながら笑顔でコメント。「まだまだレドンドには遠く及ばないけど、レアル・マドリーが優勝するために少しでも貢献したい」と述べた。
 名誉会長のアルフレッド・ディ・ステファーノ氏は「クリスマスの直前に素敵なプレゼントをもらった。ガーゴはきっと活躍してくれるだろう」と喜びを包み隠さず表現した。

2006年12月21日
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