現在リーベルで活躍中のMFフェルナンド・ベルッキに、レアル・マドリー移籍の噂が浮上した。スペインの新聞「マルクス」が報じた。

　マルクスに掲載された記事によれば、同選手を狙っているのはレアル・マドリーとアスレチック・ビルバオの２チームで、水面下では駆け引きが繰り広げられているとのこと。中でもMFクアレスマ ( ポルトガル代表 ) の獲得が困難になったらしい前者は、本腰を入れてベルッキの獲得に取りかかる気配だという。

　現在24歳のベルッキは、2004年の前期にニューウェルスで頭角を現すと、その後は安定した活躍で知名度を上げ、そして今年のシーズンオフに名門リーベルに移籍。離脱したMFホナタン・サンターナの穴を埋める充分な活躍で、選手としての株をさらに上げた。その結果、現在の報道に至った。

　同選手の獲得に関してマルクス紙では、レアル・マドリーでスポーツディレクターを務めているブレドラグ・ミヤトヴィッチ氏 ( 元ユーゴスラヴィア代表FW ) と直接会談する予定が組まれたとまで書かれている。
　ベルッキ本人は、リーベルの一員としてリベルタドーレスに出場することを望んでいるとのことだが、金銭面次第ではこの年末年始にもレアル・マドリーへ移籍する可能性もないわけではない。