Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 エストゥディアンテス、今節も首位に重圧をかける勝利。
前期 第17節 エストゥディアンテス 2-0 ラシン・クルブ
アルゼンチン1部リーグは、11月18〜19日に前期リーグの第16節が行われた。ラ・プラータのエスターディオ・ウニコで行われた エストゥディアンテス×ラシン・クルブ は、エストゥディアンテスが2点を奪って勝利。かろうじてボカの優勝を阻止した。 試合は、中盤も押し上げて攻勢に出たエストゥディアンテスが序盤からMFディエゴ・ガルバン、MFファン・セバスティアン・ベロンらがシュート。GKカンパニュオーロのファインセーブでゴールこそ生まれなかったが、エストゥディアンテスは何度か決定機を演出した。すると16分、ドリブルで速攻をしかけたMFホセ・ソーサのパスをMFディエゴ・ガルバンが右足でゴールに沈めてエストゥディアンテスが先制点を奪取した。その後もテンポ良く攻めるエストゥディアンテスに対して、ラシンは攻撃の形をほとんどつくれず、シュートも前半は2本だけだった。 後半に入ると防戦一方だったラシンも多少盛り返すと、67分にMFクラウディオ・フィレッピのフリーキックをDFレアンドロ・グリーミがシュート。しかし、ボールはファーサイドのポストを叩いて跳ね返り、ラシンは同点に追いつく絶好機を逸した。主導権は変わらずエストゥディアンテスにあり、77分にはFWパボーネのパスを受けた途中出場のMFゴンサーロ・サウセードがゴールを決めて 2-0 。終盤のラシンの反撃もしのいだエストゥディアンテスが勝利した。 首位に肉迫してからは首位のボカより一日早く毎週土曜日に試合を行っているエストゥディアンテスは、首位にプレッシャーを与えるために勝ち続けることしかない。負けられない試合ばかりが続く中、彼らは確かな力を身につけて勝ち星を重ねている。「あきらめたら終わりだ」と語るシメオネ監督の言葉通り、勝利に全身全霊を注ぐイレブン。優勝の可能性が少しでもある限り、彼らは残り2試合も連勝するつもりで試合に臨む。 写真; 欲しかった先制点を16分にマークしたMFディエゴ・ガルバン ( エストゥディアンテス / 20番 ) は、MFファン・セバスティアン・ベロン ( 元アルゼンチン代表 ) と歓喜の抱擁を交わす。
|