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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

満身創痍でも結果は残す。ボカ、条件付きながら優勝に王手。
前期 第16節 ヒムナシア・デ・フフイ 1-2 ボカ・ジュニオールス

 アルゼンチン1部リーグは、11月18〜19日に前期リーグの第16節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・23・デ・アゴストで行われた ヒムナシア・デ・フフイ×ボカ・ジュニオールス は、DFダニエル・ディアスのフリーキックで勝ち越したボカが接戦をものにした。これでボカは、2位エストゥディアンテスの結果次第では次節にも優勝する可能性が出てきた。

 試合は、お互いに出方をうかがう慎重な立ち上がりで始まる。ヒムナシア・デ・フフイはサイド攻撃がうまく機能せず中央突破に固執。前線に張るFWグスターボ・バルボリンにボールを集めて攻撃を組み立てていった。一方ボカは激しく攻めず慎重にボールをまわしていった。中盤でのボールの奪い合いが続いたのち、試合が動いたのは27分。中盤でつないだボールをMFネリ・カルドーソがミドルシュート。これが見事にゴールに突き刺さってボカが先制した。しかし、フフイも前半ロスタイムにセットプレイからDFガブリエル・ラモンが合わせて同点に追いついた。
 後半はヒムナシア・デ・フフイがボールを支配し、サイド攻撃も機能し始めていく。前半よりも攻撃的に進めてチャンスを何度か作ったフフイとは対照的に、ボカは相手の堅い守備に手を灼き攻めあぐねた。だが首位独走中のボカは少ないチャンスをものにする。63分、ペナルティエリアのわずか外の位置でファウルを受けると、そこで得たフリーキックをDFダニエル・ディアスが鮮やかに決めて再びリードを奪った。その後ボカは相手の反撃を跳ね返してゴールを許さず、2-1 で接戦をものにした。

 ボカ・ジュニオールスはいつもの攻撃的なスタンスでなく、冷静な試合運びに終始。2トップにゴールはなかったが堅実に勝利した。14位に低迷する相手に多少手を灼く時間もあったが、無事に乗り越えた。2位エストゥディアンテスとの勝ち点差を4として引き続き首位を独走するボカ。残り3試合で2勝すれば優勝するが、エストゥディアンテスの結果次第では、次節にも優勝する可能性が出てきた。

 写真; 連戦の疲れもあり普段通りのサッカーはできなかったが、接戦をものにした試合後、ボカのイレブンは敵地に足を運んだサポーターに手を振って応えた。


アルゼンチン1部リーグ 2006-2007 前期 第16節 (18/11/2006)
ヒムナシア・デ・フフイ 1-2 ボカ・ジュニオールス
ホセ・バルディビエーソ GK アルド・ボバディージャ
フランコ・ソーサ
ファン・サービア
ガブリエル・ラモン
DF ウーゴ・イバーラ
マティアス・シルベストレ
ダニエル・ディアス
マティアス・カーイス
( マルセーロ・デルガード )
ダニエル・ラマスコ
ファービオ・ピエテルス
( ハビエル・ガルシア )
マルセーロ・キンテーロス
リカルド・ゴメス
シルビオ・イウバレー
( マウリシオ・アウマーダ )
MF パブロ・レデスマ
( アンドレス・フランソーイア )
フェルナンド・ガーゴ
クラウディオ・モレル・ロドリゲス
ネリ・カルドーソ
グスターボ・バルボリン
マリオ・トゥルド
( ダリオ・ガンディン )
FW マルティン・パレルモ
ロドリーゴ・パラシオ
( ホナタン・マイダーナ )
ガブリエル・ラモン 45 ゴール 27 ネリ・カルドーソ
63 ダニエル・ディアス
ファービオ・ピエテルス
リカルド・ゴメス
イエロー
カード
マティアス・シルベストレ
ダニエル・ディアス
フェルナンド・ガーゴ
アンドレス・フランソーイア
ホセ・マリア・ビアンコ 監督 リカルド・ラボルペ
主審; セルヒオ・ペッソッタ
スタジアム; エスターディオ・23・デ・アゴスト ( ブエノスアイレス )
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