Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 エル・モニュメンタルの盛大なゴール祭り、ここに開演。
前期 第14節 リーベル・プレート 5-0 サン・ロレンソ
アルゼンチン1部リーグは、11月4〜5日に前期リーグの第14節が行われた。ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×サン・ロレンソ は、首位の座を狙うリーベルが攻撃陣の爆発で大勝した。 試合は、リーベルのワンサイドゲームになった。序盤から素早いボール回しで攻撃を仕掛けると、7分にMFサパータが先制弾を、続けて8分にはFWファリアスもゴールを決めて早々と2点のリードを奪った。完全に相手に呑まれたサン・ロレンソは攻めあぐね、決定機も数回にとどまる。リーベルの時間だけが続いたまま、2-0 で前半を折り返した。 後半もリーベルの勢いは止まらず、62分にMFビクトール・サパータがゴール前に飛び出して追加点を決めると、79分には途中出場のFWオルテガが得意の右足で豪快にシュートを決めて4点目。オルテガは久々のゴールに興奮して上半身裸になり、イエローカードをもらう一幕も生まれた。トドメは後半ロスタイム。FWファリアスがMFヘスス・メンデスの正確なクロスに頭で合わせて派手なゴールショーのラストを締めくくった。 逆転優勝をもくろむリーベル・プレートにとって弾みのつく大きな勝利となった。この試合では一人一人の動きがよく、ボールをスムーズにまわせていた。主導権は序盤からリーベルが握っていたが、5得点は予想外の内容。パサレラ監督が試合後「まだ首位ではないが、勢いだけで言えば今の我々が最強だ」と豪語したことからもわかるように、チームはとても良い状態にある。永遠の宿敵ボカを勝ち点差1で追うリーベル。逆転優勝の可能性は、まだ充分残っている。 写真; 監督のみならずチームメイトやサポーターからも絶対的な支持を受けているFWエルネスト・ファリアス ( リーベル・プレート / 左 ) は、この日2ゴールと大活躍。右は同じくこの日2点を叩きだしたMFビクトール・サパータ。
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