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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

ラボルペの試合後のコメント

 ムーニョス会長 ( ヒムナシア・ラ・プラータ ) による主審への脅迫事件が絡んだ「曰く付き」の試合を 4-1 で大勝したボカ・ジュニオールス。現在同クラブを指揮しているリカルド・ラボルペ ( 元メキシコ代表監督 ) が、代替試合の直後報道陣のインタビューに応じた。

 本来この試合が90分間行われていたはずの第6節当時 ( 2006年9月 ) 、ラボルペ監督はボカへの就任こそ決まっていたが、その日ボカを率いていたのはまだアルフィオ・バシーレ ( アルゼンチン代表監督 ) 。脅迫事件が起こったそのとき、ラボルペは"蚊帳の外"だった。
 「自分自身と関わりのないところで起こった騒動の事後処理」として代替試合の指揮を執ったことへの心境を聞かれたラボルペ監督は「45分間だけの試合という違和感はあった。難しかったのは事実だが、選手たちは抵抗なく試合に入れていた。終わってみれば問題はなかったと思う」と述べた。

 そして「もし脅迫事件がなければ、あの日ならヒムナシア (・ラ・プラータ ) にも勝つチャンスはあったかもしれないが、チーム力の差を考えると我々 ( ボカ ) の勝利という結論に至ったのは当然だと思う」と述べ、「ダニエル・ヒメーネス主審にとっては辛い45分間だったと察するが、彼は冷静に笛を吹いていた。ジャッジも公平だった。私よりもこの試合を難しく感じていたのはヒメーネス氏じゃないか?」と、脅迫事件の被害者である同主審を気遣う発言も残した。

 ところで、10月上旬に右膝の靱帯を痛めたFWマルティン・パレルモが当初の予定より早く戦列復帰したことに関して、同監督は「パレルモの復帰は我々にとって大きなプラスになる。彼自身も復帰初戦にゴールを決めたことで安心しただろう」と語り、パレルモの復帰を喜んだ。

2006年11月8日
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