2008年に北京 ( 中国 ) で開催される夏のオリンピックの出場を目指すブラジル代表。CBF ( ブラジルサッカー連盟 ) が、同大会の監督もドゥンガで臨むことを決定した。

　CBFのテイシェイラ会長は記者会見で「セレソンは常に強くなければならない。北京は南アフリカへの試金石になるから、ドゥンガ体制で臨むのが最適だと判断した」と述べた。
　当のドゥンガも意欲満々のようで、「23歳以下の選手が中心となる大会。次の世代の育成も兼ねて、国内外の若手を積極的に使っていきたい」と述べた。

　オリンピック代表については、2000年のシドニー大会で当時代表を率いたバンデルレイ・ルシェンブルゴ ( 現サントス監督 ) が成績不振を理由に更迭された過去がある。ルシェンブルゴの二の舞になる不安はないかと記者団に尋ねられたドゥンガは「その心配はしていない」と言い切った。