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Copa NISSAN Sudamericana 2006 〜 コッパ・スダメリカーナ 2006 〜

少ないチャンスをものにしたアトレチコ、ナシオナルに逆転勝利。
準々決勝 1st.Leg
ナシオナル・モンテビデオ 1-2 アトレチコ・パラナエンセ

 コッパ・スダメリカーナは、10月19日にウルグアイとチリでそれぞれ1試合ずつが行われた。はのエスターディオ・で行われた準々決勝 1st.Leg ナシオナル・モンテビデオ×アトレチコ・パラナエンセ は、時計が90分をまわる直前にマルコス・アウレーリオのPKで逆転したアトレチコ・パラナエンセが勝利をおさめた。

 試合は、開始直後からナシオナル・モンテビデオが攻め、4分までに4本のシュートを浴びせた。防戦を強いられたアトレチコ・パラナエンセは22分にFWデニス・マルケスのミドルシュートでようやく攻撃の形をつくると反撃を開始。しかし、前半は両者ともにゴールネットを揺らせず 0-0 で前半を折り返した。
 後半も、ナシオナル・モンテビデオは攻撃の手を緩めず畳みかける。すると56分、MFハビエル・デルガードがドリブルでペナルティエリアに侵入するとMFマルセーロ・テヘーラを経由したボールをFWディエーゴ・アロンソが押し込んで先制した。ナシオナルは追加点を狙って猛攻を展開するが、GKフェルナンド・モントージャのファインセーブなどで2点目が奪えず。対してアトレチコ・パラナエンセは、少ないチャンスを確実にものにした。74分とFWペドロ・オウドーニがシュートを決めて同点とすると、89分にはペナルティエリアでFWマルコス・アウレーリオが倒されてPKを得ると、スタンドからのすさまじいブーイングをもろともせずにマルコス・アウレーリオが決めて逆転に成功。アトレチコ・パラナエンセが敵地で貴重な勝利をあげた。

 ナシオナル・モンテビデオは、相手の倍以上のシュート18本を打って攻め続けたが1点しか奪えず敗れてしまった。前節にボカを下した勢いでここでも勝利しておきたかったところだが、度重なる決定機で相手の堅守に阻まれて好機を逃した。次節は敵地で2点以上を奪う必要に迫られ、ナシオナルにとっては厳しい試合を余儀なくされそうだ。。

 一方アトレチコ・パラナエンセは防戦一方の展開を辛抱して少ないチャンスをゲット。ある意味理想的な勝利でアドバンテージを得ることに成功した。相手ゴールを脅かす場面は前半のほうが多かったが、決めた2点はいずれも後半。シュートに持ち込む回数も限られた中できっちり得点に結びつけたことが効いた。アウェイゴール2点での先勝でベスト4に大きく近づいたのは間違いなく、次節に弾みのつく勝利になったのは間違いない。


 写真; 後半もロスタイム突入寸前にPKを決めてチームに勝利を引き寄せたFWマルコス・アウレーリオ ( アトレチコ・パラナエンセ ) 。


コッパ・スダメリカーナ 2006 準々決勝 1st.Leg (19/10/2006)
ナシオナル・モンテビデオ 1-2 アトレチコ・パラナエンセ
アレヒス・ビエーラ GK フェルナンド・モントージャ
パブロ・カバジェーロ
ディエーゴ・ファウメ
アドリアン・ロメーロ
DF セーザル
ダニーロ
ジョアン・レオナルド
ウィリアン
アグスティン・ビアーナ
( ホルヘ・マルティネス )
ロドリーゴ・バスケス
( カルロス・フアーレス )
ホルヘ・ブリーテス
ハビエル・デルガード
マルセーロ・テヘーラ
MF ミシェウ
アラン・バイーア
クリスチャン
フェレイラ
( バウベール )
ディエーゴ・アロンソ
( ゴンサーロ・カストロ )
ディエーゴ・ペローネ
FW デニス・マルケス
( ペドロ・オウドーニ )
パウロ・ヒンク
( マルコス・アウレーリオ )
ディエーゴ・アロンソ 56 ゴール 74 ペドロ・オウドーニ
90 マルコス・アウレーリオ
ディエーゴ・ファウメ
ホルヘ・ブリーテス
ロドリーゴ・バスケス
パブロ・カバジェーロ
イエロー
カード
パウロ・ヒンク
ミシェウ
デニス・マルケス
レッド
カード
バウベール
マルティン・ラサルテ 監督 オズワウド・アウバーレス (バドン)
主審; エクトール・バルダッシ ( アルゼンチン )
スタジアム; エスターディオ・センテナーリオ ( モンテビデオ )
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