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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

一発退場で次節に不安も? ファリアス、ゴールで勝利に貢献。
前期 第11節 バンフィエール 0-1 リーベル・プレート

 アルゼンチン1部リーグは、10月14〜15日に前期リーグの第11節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・ソーラで行われた バンフィエール×リーベル・プレート は、FWエルネスト・ファリアスの決めた1点を最後まで守ったリーベルが辛勝。勝ち点を伸ばして引き続き2位を保持した。

 試合は、静かな立ち上がりで始まる。リーベルはMFフェルナンド・ベジュッチ以外の攻撃陣に冴えがなかったが、8分にMFフェラーリ、23分にFWイグアイン、35分にはMFドミンゲスがそれぞれシュートを放って決定機を演出した。バンフィエールは中央突破に固執したが、27分のFWルハンビオのシュートを含めて3度の決定機をつくった。緩い試合は前半を 0-0 で折り返した。
 後半、ダニエル・パサレラ監督は勝つためにMFガジャルドを投入。すると、この采配がズバリ的中した。47分、MFガジャルドのラストパスを受けたFWファリアスがペナルティエリアの右側からファーサイドネットにシュートを突き刺して先制。その後もMFガジャルドを起点にボールを支配していった。バンフィエールも反撃の機会をうかがうが、FWシルビオ・ゴンサーレスのシュート3本以外に決定的なチャンスをつくれず。後半ロスタイムには口論になったDFハビエル・サンギエッティとFWエルネスト・ファリアスの両名が喧嘩両成敗で退場処分になる場面もあり、後味の悪い90分になった。

 リーベル・プレートは、スーペルクラシコやスダメリカーナなど連戦の疲れもあってか全体的に動きが冴えなかった。だがパサレラ監督はそんなときのためにこれまでベンチに温存していたMFガジャルドを投入して攻撃にリズムを与えた。同監督の采配が見事にハマって勝ち点3を手にしたリーベル。優勝の可能性がある限り勝ち続けるしかないが、次節のロサーリオ戦でファリアスを使えないのは大きな痛手である。

 写真; この試合唯一のゴールを決めて仲間を抱きかかえようとするFWエルネスト・ファリアス ( リーベル・プレート / 左 ) 。


アルゼンチン1部リーグ 2006-2007 前期 第11節 (15/10/2006)
バンフィエール 0-1 リーベル・プレート
クリスティアン・ルチェッティ GK ファン・パブロ・カッリーソ
フリオ・バラーサ
カルロス・ガルバン
ハビエル・サンギエッティ
リカルド・パジェス
DF エドゥアルド・トゥッシオ
クリスティアン・ナスーティ
フェデリコ・ルッセンホフ
フェデリコ・ドミンゲス
( マルセーロ・ガジャルド )
カルロス・サルバティエーラ
( クリスティアン・バルダーロ )
ファビアン・サンターナ
( ルイス・セイハス )
マルティン・アンドリッシ
アンヘル・モラーレス
( セバスティアン・ブラウン )
MF パウロ・フェラーリ
フェルナンド・ベジュッチ
( ヘスス・メンデス )
ニコラス・ドミンゴ
ビクトール・サパータ
シルビオ・ゴンサーレス
ホセミール・ルハンビオ
FW ゴンサーロ・イグアイン
( ラダーメル・ファルカオ・ガルシア )
エルネスト・ファリアス
ゴール 47 エルネスト・ファリアス
ルイス・セイハス
カルロス・ガルバン
ホセミール・ルハンビオ
リカルド・パジェス
イエロー
カード
ニコラス・ドミンゴ
フェルナンド・ベジュッチ
ハビエル・サンギエッティ レッド
カード
エルネスト・ファリアス
カルロス・ファビアン・レー 監督 ダニエル・パサレラ
主審; マルティン・クラウディオ
スタジアム; エスターディオ・ソーラ ( ブエノスアイレス )
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