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Primera Liga Argentina 2006/2007 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

ラシン、敵地で快勝。サポーターは浮かれすぎに御用心。
前期 第9節 ヒムナシア・デ・フフイ 0-3 ラシン・クルブ

 アルゼンチン1部リーグは、9月29日〜10月1日に前期リーグの第9節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・23・デ・アゴストで行われた ヒムナシア・デ・フフイ×ラシン・クルブ は、FWファクンド・サーバの2ゴールなどで快勝したラシンが敵地で勝ち点3を獲得した。

 試合は、開始早々ラシンが先制。3分、FWベルヘッシオのパスを前線の裏でもらうとファーストタッチでゴールに沈めた。出鼻をくじかれたヒムナシア・デ・フフイはMFマキシミリアーノ・サラスら中盤から押し上げて反撃に出た。だが7本もシュートを放ちながら得点が奪えず、ラシンの1点リードで後半に突入した。
 すると前半攻勢だったヒムナシア・デ・フフイが後半に勢いを失うと、流れはラシンに傾く。そして63分にFWファクンド・サーバがこの日2点目のゴールを決めると、その3分後にはゴール正面でMFマキシミリアーノ・モラーレスが狙いすましたシュートでゴール隅を突いて勝負を決した。
 終盤には勝利濃厚で浮かれすぎたラシンのサポーターの一部がスタンドに物を投げ入れるなどして暴れたため、警察が威嚇するためのゴム弾を彼らの頭上に向けて発射。この影響でダニエル・ヒメーネス主審が86分と90分にそれぞれ試合を一時中断するハプニングまで起こった。

 ラシン・クルブは、2トップにMFモラーレスを加えた前線のトライアングルが機能。前半は相手の堅い守備に苦労したが、後半は相手ゴールを脅かす場面を複数回つくった。しかしレイナルド・メルロ監督が高く評価したのは攻撃陣ではなくGKカンパニュオーロ。「前半を無失点で切り抜けたことが結果に直結した」とご満悦だった。この勝利で勝ち点を14に伸ばしたラシンは7位にランクアップ。開幕時の好調も戻ってきている。

 写真; 2点を決めたFWファクンド・サーバ ( ラシン・クルブ ) に駆け寄り抱き合うラシンのイレブン。


アルゼンチン1部リーグ 2006-2007 前期 第9節 (30/09/2006)
ヒムナシア・デ・フフイ 0-3 ラシン・クルブ
ホセ・バルディエーソ GK グスターボ・カンパニュオーロ
ルイス・メデーロ
ガブリエル・ラモン
フランコ・ソーサ
リカルド・ゴメス
( マウリシオ・アルマーダ )
DF グスターボ・カブラル
ディエーゴ・クローサ
セルソ・エスキベル
フランシスコ・マシエル
シルビオ・イウバーレ
マルセーロ・キンテーロス
ダニエル・ラマスコ
マキミシリアーノ・サラス
( アリエル・コルセーラ )
MF ファン・マヌエル・トーレス
シフト・ペラルタ
アドリアン・バスティア
マキシミリアーノ・モラーレス
( クラウディオ・フィレッピ )
グスターボ・バルボリン
( マリオ・トゥルド )
アレハンドロ・ガンディン
FW ゴンサーロ・ベルヘッシオ
( マティアス・サンチェス )
ファクンド・サーバ
ゴール 03 ファクンド・サーバ
63 ファクンド・サーバ
66 マキシミリアーノ・モラーレス
リカルド・ゴメス
グスターボ・バルボリン
マウリシオ・アルマーダ
シルビオ・イウバーレ
イエロー
カード
ファクンド・サーバ
グスターボ・カンパニュオーロ
ホセ・マリア・ビアンコ 監督 レイナルド・メルロ
主審; ダニエル・ヒメーネス
スタジアム; エスターディオ・23・デ・アゴスト ( ブエノスアイレス )
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