かつての強さを取り戻そうと躍起になっているスペインの名門レアル・マドリーがMFフェルナンド・ガーゴ ( ボカ・ジュニオールス ) の獲得に向けて本気になっているとの報道がなされた。スペインの大手紙「スポルト」が報じた。

　スポルトによれば、レアル・マドリーは早ければ年明けの欧州移籍マーケットでボカとの交渉を開始してガーゴを獲得しようと考えているとのこと。現在同クラブでディレクターを務めているミヤトヴィッチ氏 ( 元ユーゴスラヴィア代表FW ) は「我々は、かつてこのクラブにいたMFフェルナンド・レドンド ( 元アルゼンチン代表 ) のような頭の良いボランチを求めている。ガーゴはレドンドの再来だと強く感じる。是非レアル・マドリーのユニフォームを着てほしい」と述べ、ガーゴに熱いラブコールを送った。

　レアル・マドリーには現在MFエメルソン ( 元ブラジル代表 ) がボランチを任されているが、年齢などを考えると長期で使うことは難しい。エメルソンよりも若手のガーゴに任せたいという意向もあるそうだ。

　一方ボカはガーゴの放出を否定している。ガーゴ本人も「今はボカで一生懸命やるだけ」と冷静にコメントしている。