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Copa NISSAN Sudamericana 2006 〜 コッパ・スダメリカーナ 2006 〜 デポルテス・トリーマ、このラウンド未勝利で決勝トーナメント進出。
コロンビア＆ベネズエラ・グループ 2nd.Leg
ミネーロス・デ・グアジャーナ 2-2 デポルテス・トリーマ コッパ・スダメリカーナは、9月21日にベネズエラとエクアドルでそれぞれ１試合ずつが行われた。ベネズエラはカラーカスのエスターディオ・ブリヒード・イリアルテで行われたコロンビア＆ベネズエラ・グループの 2nd.Leg ミネーロス・デ・グアジャーナ×デポルテス・トリーマ は、最後までもつれにもつれて 2-2 で引き分けた。２試合合計 2-2 、アウェイゴール・ルールにより敵地で２点を奪ったデポルテス・トリーマが決勝トーナメント進出を決めた。 試合は、開始からデポルテス・トリーマがアウェイゴールを狙い、3分にはFWカルロス・キンテーロスがミドルシュートを放って攻撃の口火を切った。だが先制したのはミネーロス。9分、GKサラーサルのフィードが前線に流れるとFWチャールズ・ソウサ・チャーがゴールに沈めた。ところが引き分けでも勝ち抜けられるトリーマはすぐさま反撃に出ると、12分にMFジョン・ハイロ・チャリーアがミドルシュートを決めて同点に追いついた。ところが諦めないミネーロスは23分に再びリードを奪った。クロスをクリアミスしたDFイラーリオ・クエヌーが頭で自陣ゴールに流し込み、オウンゴールでミネーロスが 2-1 とリードした。だがデポルテス・トリーマはそこから猛反撃に転じると雨のようにシュートを乱発。そして36分にサイドの崩しからFWカルロス・キンテーロが押し込んで再び同点に追いついた。2-2 で折り返した後半はトリーマが多くのチャンスをつくったが３点目を奪えず。しかし、ミネーロスは決定機が少なく無得点に終わった。試合は 2-2 で引き分け、デポルテス・トリーマがアウェイゴール・ルールを生かして決勝トーナメントに進出した。 ミネーロス・デ・グアジャーナは、ここまで善戦してきたがホームでのこの試合で勝ちきれなかったことで敗退を余儀なくされた。いまだ国際大会で躍進したベネズエラ勢はなく、ミネーロスは満を持してベストメンバーを組んだが、彼らの願いは叶わず決勝トーナメントを目前にして姿を消すことになった。相手の猛攻に押されて守備的にならざるをえず、２度リードしながら相手に追いつかれたあたりに国際舞台の不慣れぶりを見せたミネーロス。この悔しさをバネに、次の国際大会での好成績に期待したいところである。 一方デポルテス・トリーマは、敵地に乗り込みながら相手を圧倒。計18本ものシュートを放ち、前後半を通じて攻撃的な姿勢を崩さなかった。両サイドを使ったワイドな攻めで翻弄するとゴール前に何度もボールを運び、徐々に主導権を掌握。２度リードを許しながらも焦らず攻めて前半のうちに２度も追いついた。ラインを押し上げてコンパクトなサッカーを出来ていた点を考慮すれば、この結果は妥当なものととらえていいだろう。次節、決勝トーナメントではパチューカ ( メキシコ ) と対戦するデポルテス・トリーマ。厳しい戦いは続くが、ここで勝ち抜いたことを自信にして勇敢な戦いをみせてほしい。 もうひとつの試合、エクアドルで行われた「 エル・ナシオナル×ウニベルシターリオ・デ・スクレ 」は、2-1 で制したエル・ナシオナルが２試合合計 5-2 で決勝トーナメントに進出している。
写真； ２戦引き分けもアウェイゴール・ルールで勝ち上がりを決めて喜ぶデポルテス・トリーマの選手たち。
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