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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 水色の熱い声援が後押し。聖地オリンピコでグレーミオ大勝！
第24節 グレーミオ 4-0 ボタフォゴ
ブラジル全国選手権は、9月16〜17日に第24節が行われた。ポルト・アレグレのエスタジオ・オリンピコで行われた グレーミオ×ボタフォゴ は、FWホムーロのハットトリックを含む４ゴールでグレーミオが大勝。これでグレーミオは単独２位に浮上した。 試合は、グレーミオのワンサイドゲームになった。6分、右コーナーキックにDFエバウドが頭で合わせたボールをGKロペスが手で弾いたが、ポストに当たって跳ね返ったところにFWホムーロが詰めてグレーミオが先制。その後はボタフォゴが押す時間が続いたが、FWリーマやFWヘイナウドらのシュートはGKマルセーロ・グローエが何度も弾き返した。 1-0 で折り返した後半も立ち上がりをボタフォゴが支配。しかしGKマルセーロ・グローエの牙城を崩しきれない。すると70分、グレーミオはカウンターからMFレオ・リーマが左サイドを突破。一人を抜いてペナルティエリアに入ると、２人をひきつけてフリーのFWホムーロにパス。ホムーロがこれを冷静に決めて 2-0 としたグレーミオは、80分にも代わって入ったばかりのFWハフィーニャがGKロペスを引きつけてゴールにボールを転がすと、最後はMFエレーラが滑り込みながらゴールを決めて３点目。なおも攻撃の手を緩めないグレーミオは、89分にもFWホムーロが左コーナーキックに頭で合わせてハットトリックを達成。4-0 で難なくボタフォゴを退けた。 ベイラ・ヒオ放火事件によるホームゲーム開催禁止の期間が終わったグレーミオは、オリンピコでぶ厚い攻撃を披露。絶好調FWホムーロのハットトリックを含む４ゴールで大勝してサポーターを狂喜乱舞させた。攻守のバランスが良く、チームとしてもよくまとまっている。この勢いが失速する気配はなく、今季の彼らは最後まで優勝争いに絡みそうだ。 一方のボタフォゴは、グレミスタで水色に染まったスタンドを見て萎縮したのか、本来の力を発揮できなかった。後半にはDFジュニオール・セーザルとMFアレがレッドカードを喰らって退場。２人少なくなったボタフォゴに勝ち目はなかった。また、FWリーマの加入で解消されたかに思われたゴール欠乏症も、ここ２戦で無得点と再発した感もある。現在勝ち点30でかろうじて降格圏外にいるが、依然気の抜けない状況が続くことは言うまでもない。２部に落ちないためにも一戦一戦が重要だ。 写真； FWホムーロのハットトリックなどで大勝。湧き上がるサポーターの前で最高のパフォーマンスを見せたグレーミオの選手たち。
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