Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 2トップ揃って爆発。大勝したボタフォゴ、4連勝で10位に急浮上!
第22節 アトレチコ・パラナエンセ 0-5 ボタフォゴ
ブラジル全国選手権は、9月2〜3日に第22節が行われた。クリチーバのアレーナ・ダ・バイシャーダで行われた アトレチコ・パラナエンセ×ボタフォゴ は、前節に続いてゴールを量産したボタフォゴが大勝。勝ち点を30として10位に浮上した。 試合は、立ち上がりこそアトレチコ・パラナエンセも決定的なチャンスをつくったが、主導権はボタフォゴにあった。23分にボタフォゴは、DFジュニーニョの強烈なフリーキックをGKクレーベルがファンブルしたところにFWリーマが詰めて先制。28分にDFジュニオール・セーザルのシャツを故意に引っ張ったMFクリスチャンが退場すると、ボタフォゴは畳みかけるようにゴールを量産。38分と42分にFWヘイナウドのゴールが生まれ、44分にはMFゼ・ホベルトが右サイドから中央に切れ込んでシュートを決め、ボタフォゴはなんと前半だけで4点のリードを奪った。 後半も試合の流れは変わらず、90分には味方のシュートがポストに当たった跳ね返りをFWリーマが沈めて 5-0 と大勝した。 アトレチコ・パラナエンセは、絶好調のボタフォゴ攻撃陣にやられ放題だった。早い時間帯でのMFクリスチャンの退場でバランスが崩れ、4バックはバラバラになってしまった。今季の彼らは好不調の波が激しく、成績も安定していない。過去5年間は安定感が売りのチームだったが、今季は良くても中位止まりか。 対するボタフォゴは、新戦力のFWリーマがこの日も2ゴールと活躍。そしてFWヘイナウドも調子を取り戻して2点をマークした。前節は 4-0 、そしてこの日は 5-0 と2試合連続で大勝したボタフォゴの得失点差は+8である。FWドドー離脱後、ゴール欠乏症に悩んでいた数週間前とはまるで別のチームだ。この勝利で4連勝と一気に上昇気流に乗っており、この調子ならリベルタドーレス出場権の4位も充分狙えるだろう。 写真; 前半立て続けに2ゴールを決めたFWヘイナウド ( ボタフォゴ / 右 ) 。一時期の不調からは脱することができたようだ。
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