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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 補強成功の証。ボタフォゴ、新戦力の活躍で４点を奪う大勝。
第21節 ボタフォゴ 4-0 パラナー
ブラジル全国選手権は、8月30〜31日に第21節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた ボタフォゴ×パラナー は、新加入FWリーマの２ゴールなどでパラナーを圧倒したボタフォゴが大勝した。 試合は、序盤から激しい攻防が展開され、ファウルによる数分間の中断もあった。試合が動いたのは36分。MFジギーニョが狭いところでドリブルを仕掛けて２人を抜くとペナルティエリアに侵入。GKフラービオを引きつけて右のスペースにボールを転がせた。そこにFWリーマが詰めてボタフォゴが先制。リーマのポジショニングも良かったが、ほぼMFジギーニョのゴールと言っても過言でない内容だった。勢いに乗ったボタフォゴはその２分後にはFWヘイナウドのドリブルから脇にこぼれたボールをFWリーマが拾うと、ペナルティエリアに侵入してシュートを突き刺してリードを２点に広げた。 後半も主導権はボタフォゴが握る。57分、中盤からのバスを受けたFWヘイナウドがドリブルで３人を一気に抜くと前方にボールを運び、右足のインフロントにひっかけたようなシュートでゴールに流し込み 3-0 。なおも速い攻撃で立て続けにチャンスを作り続けたボタフォゴは、78分にFWヘイナウドが倒されてPKを獲得。これをMFゼ・ホベルトが冷静に決め、ボタフォゴが 4-0 と大差をつけて勝利した。 
ボタフォゴは、先日加入したばかりのFWリーマが移籍後初戦で早速結果を残した。かつてアトレチコ・パラナエンセをリベルタドーレス準優勝へと導いた男の得点嗅覚は今も健在で、ゴールが生まれそうな場面では常に可能性の高い位置に顔を出してくる。ゴールラッシュの契機となる２ゴールは、ボタフォゴにプラスに作用した。リーマなら、ドドーの抜けた穴も埋められるかもしれない。補強が成功した証になりそうだ。対するパラナーは、一時２位まで躍進しながらその後低迷。勝てる試合を落とすなどで少しずつ順位を下げている。現在勝ち点は31。首位に届きそうで届かない現状を打破するには、連勝で一気に勝ち点を伸ばすしかない。元気のない前線の奮起に期待したいところだ。
写真右上； 移籍後初戦で２点をマークしたFWリーマ ( ボタフォゴ ) 。
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