2002年の韓日ワールドカップではセレソンの正GKとして活躍したマルコス ( パウメイラス ) が、近々復帰するかもしれないとの報道がなされた。

　マルコスは負傷による長期離脱を経て今年復帰したが、復帰２戦目のコリンチャンス戦でFWハファエウ・モウラと接触した際に右肩を脱臼。腱も切れてしまい、わずか数週間で再び療養生活に入っていた。復帰後すぐの負傷により、マルコス自身も当時は「もう復帰は無理かもしれない」と現役引退をほのめかす発言をしたという。しかし、周囲のサポートで思いとどまりリハビリに専念。現在もリハビリをまめに続けているという。
　当初は復帰に半年以上かかると見られていたが、マルコスの肩の状態は思いのほか良いようで、担当医師もマルコスの回復ぶりに驚いているとのこと。

　だが、当のマルコスは戦列復帰まで焦らず自分のペースでリハビリを続けていくことを明言した。「私もセルジオも負傷中でチームに迷惑をかけていることを申し訳なく思っている。でも今のベルドン ( パウメイラス ) にはGKジエーゴ・カバリエーリという素晴らしい若手キーパーがいるから、焦ることはないと考えている」