現在ブラジル全国選手権で２位と好調な名門グレーミオだが、来季に向けて何らかの動きがありそうだ。同軍の中盤を支えているMFルーカスが、来季はグレーミオに残留しないことを記者会見の席で明かした。

　ルーカスの代理人を務める父親によれば、あるクラブがルーカスに対して400万ユーロ ( 日本円で約5億9千万円 ) を提示して獲得の意思表示をしたとのこと。グレーミオは今のところこの提案を拒絶しているが、ルーカスはこのオファーに強い興味をもっているらしく、それが今回の発言につながったようだ。ちなみに、オファー元のクラブ名は公にされていない。

　ルーカスは記者会見の席で「来年はグレーミオにいないと思う。でもチームがリベルタドーレスの出場権を獲得できたら、思いとどまるかもしれない」と述べた。