Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 南米王者、優勝以来の白星を得る
第21節 サンタ・クルス 0-2 インテルナシオナウ
ブラジル全国選手権は、8月30〜31日に第21節が行われた。ペルナンブッコ州ヘシフィのエスタジオ・ド・アフーダで行われた サンタ・クルス×インテルナシオナウ は、インテルナシオナウが 2-0 で勝利した。リベルタドーレス優勝後、全く勝ち星のなかったインテルナシオナウはここヘシフィでようやく勝ち星をつかんだ。 試合は、41分にDFセアラーのフリーキックにFWフェルナンドンが頭で合わせてインテルナシオナウが先制。後半、インテルナシオナウはMFペルジゴンのインターセプトからボールを受けたMFアドリアーノがペナルティエリアに侵入。ファーサイドネットにシュートを決めて 2-0 と突き放した。サンタ・クルスも負けじと反撃に出たがGKクレーメルのファインセーブに阻まれ、1点も奪うことができなかった。 サンタ・クルスは、一時連勝を重ねて最下位も降格圏内も脱出したが、8月に入って再び失速。今月は8試合を消化して3分4敗と1勝もできない最悪の1ヶ月を過ごしてしまった。最下位に沈む彼らに希望の光は照らされるのか。 対するインテルナシオナウも、リベルタドーレス以後は選手の離脱などもあって調子を落としていた。ここ3戦を2分1敗と勝てていなかったチームにとって、相手が相手とはいえこの1勝は今後への弾みになるだろう。まだまだ優勝を諦めていないインテルナシオナウの逆襲は、ここから始まるか。 2006年8月31日
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