ブラジル全国選手権で現在首位を走るサンパウロが、ソショー ( フランス ) からブラジル人DFミランダを獲得。入団会見を開いた。

　ミランダは現在21歳。18歳のときパラナー州クリチーバの名門コリチーバでデビューを果たすと若くしてレギュラーの座を確保した。2004年に SKYPerfecTV! で放送された foot ( J SPORTS ) では司会の倉敷保雄氏がMFコウチーニョ ( バスコ・ダ・ガマ ) 、GKフェルナンド・エンリーキ ( フルミネンセ ) らとともに"期待の若手選手"の一人にあげたほどだ。
　コリチーバでの活躍が認められてソショーに移籍していたミランダだが、この旅サンパウロが獲得の打診をしてクラブ間でも合意に至った。

　以前から「ブラジルに戻りたい」と話していたミランダには、ブラジル国内から複数のクラブがオファーを打診。DFボリーバルを放出したインテルナシオナウも獲得に名乗り出ていた。サンパウロの移籍が決まったとき、ミランダはたいそう喜んだそうだ。
　「サンパウロは名門中の名門で素晴らしいクラブ。ビッグクラブでプレイできることを誇りに思うよ。セレソンにも選ばれたいからドゥンガが見てくれそうなクラブにいることは重要なことだと思うし、一生懸命頑張るよ」とミランダは抱負を語っている。

　ミランダの移籍期間は2007年6月30日まで。ルガーノ ( ウルグアイ代表 ) に負けず劣らずのセンターバックとして認められるか。ミランダの挑戦が始まった。