スペイン１部のエスパニョールが、ブラジル代表に入ったばかりのMFジョナタス ( フラメンゴ ) にオファーを出していることがわかった。

　ジョナタスは、フラメンゴで活躍しているボランチ。広い視野と高精度のパスが魅力の選手だ。コッパ・ド・ブラジルでのチームの優勝に貢献したことがドゥンガ監督の目に留まり、ブラジル代表に初選出された。

　そのジョナタスに、エスパニョールからオファーが届いた。ラジオ・グローボのインタビューに応じたフラメンゴのクレーベル・レイチ会長は、「交渉の詳細は何も言えないが、エスパニョールからは様々な提案をもらっており、中には我々の興味や利益を促す内容のものもある」と話し、エスパニョールとの交渉には好感触を得ていることを匂わせた。一部報道では、エスパニョールがフラメンゴに400万ドル ( 日本円で約4億6千万円 ) を提示したとの情報も流れている。

　しかし一方で同会長は「フラメンゴは2007年のリベルタドーレスに出場することが決まっている。ここでジョナタスを失うと戦力ダウンは避けられない。来年の今頃まではジョナタスを手放したくないという気持ちもある」とも述べている。