リベルタドーレスの優勝を契機に主力の流出が続いているインテルナシオナウ。主力の放出阻止を願うサポーターとの関係は少しずつだが悪くなっている。サポーターとの関係悪化を食い止めるべく、フェルナンド・カルバーリョ会長は新たなプランを打ち出した。

　Terra Esportes TV の独占インタビューの中で同会長は「今年はまだブラジル全国選手権が残っているし、年末には日本で行われるFIFA世界クラブ選手権にも出場することが決まっている。そのために万全を期すつもりだ」と述べた。

　フェルナンド・カルバーリョ会長の構想では、完全移籍でなくレンタルで複数の選手を獲得する意欲があるらしい。巷ではDFジョルジ・ワグネールの後釜にDFシウビーニョ ( バルセロナ ) 、MFチンガの後釜にはMFエラーノ ( シャフタール・ドネツク ) の名前があがり、噂になっている。
　ちなみに、このインタビューで同会長は、FWフェルナンドンとの契約を2010年まで延長したことを公表している。