先のブラジル全国選手権で放火事件を起こしたグレミスタの行為に、グレーミオの幹部もまた憤りを隠せないでいる。

　グレーミオには、まもなく下される STJD ( ブラジル最高スポーツ裁判所 ) の判決に加えて、警察からも何らかの刑事罰が科される可能性もあるという。グレーミオのフラービオ・バズ・ネット副会長は「あまりにも大きな問題に発展してしまった。サポーターの行為は許されるものではないから、罰を受けるのは致し方ないが、刑事罰まで受けるとなると今季の経営に少なからず影響が出る」と述べた。

　グレーミオには10試合のホームゲーム没収に加えて、数万ヘアウの罰金が科される見込みだが、これは STJD の判決に限ったこと。もし警察からも刑事罰を科されれば、グレーミオにとっては大きな痛手だ。