サントスに所属する若手のFWジェイウソンが、今季リーグ・アン ( フランス１部リーグ ) に昇格したロリアン・ブルターニュに移籍する方向で話がまとまった。サントスの広報が明かした。

　ジェイウソンは、FWホビーニョ ( ブラジル代表 ) のレアル・マドリー移籍後にサントスで台頭した選手。一軍デビューしていきなりゴールを決めたときは「ホビーニョ二世」と過剰に報じられたこともあった。王様ペレも将来を嘱望する期待の若手の一人である。しかし、時を重ねるにつれてサントスでの出場機会は徐々に減り、ルシェンブルゴ監督の構想からも外れるとベンチにも入らない日が多くなった。

　そのジェイウソンにロリアン・ブルターニュが目をつけてサントスと交渉を開始。サントス側もジェイウソンの放出に抵抗がなく、すんなり話がまとまったのだという。
　移籍金は公表されていないが、50％をサントスが受け取り、残りの50％はジェイウソンの代理人であるジュリアーノ・ベルトルッチ氏に渡ることになっている。