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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 パラナーがクラシコを制す
第12節 パラナー 2-1 アトレチコ・パラナエンセ
ブラジル全国選手権は、7月15〜16日に第12節が行われた。クリチーバのエスタジオ・ド・ピニェイロンで行われた「クラシコ」 パラナー×アトレチコ・パラナエンセ は、FWレオナルドのゴールで勝ち越したパラナーが勝利し、５位に浮上した。 試合は、序盤からパラナーが主導権を握って試合を進めると、27分に３人でつないだボールをMFバチスタがペナルティエリア右の角度のないところから左足を振り抜き、パラナーが先制。パラナーの１点リードで折り返した後半の開始早々、47分に右サイドを上がったDFジャンカルロスのクロスが吸い込まれるようにゴールに決まり、アトレチコ・パラナエンセが同点に追いついた。追いつかれたパラナーは再び主導権を握り、73分にDFエジミウソン、MFエジーニョとつないたボールをFWレオナルドが頭でゴールに突き刺し、パラナーが再びリードを奪って勝利をおさめた。 パラナーは、同じ州の並み居る名門を押しのけて現在好調を維持できている。現時点で20以上の勝ち点をとれているのだから、申し分ない成績である。この調子を維持できれば首位争いも可能だ。パラナー州で唯一元気なこのクラブは注目に値する。 一方のアトレチコ・パラナエンセには元気がない。昨年リベルタドーレスで決勝まで進んだ頃のような力もないようだ。主力の大量放出による戦力ダウンを差し置いても、この凋落ぶりはファンにとって悲しい限りであろう。
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