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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜

機は熟した。ベストの布陣で完勝したインテルに死角なし。
第11節 インテルナシオナウ 2-0 ポンチ・プレッタ

 ブラジル全国選手権は、ワールドカップ期間中の中断を経て7月12日に再開。7月12〜13日に第11節が行われた。ポルト・アレグレのエスタジオ・ベイラ・ヒオで行われた インテルナシオナウ×ポンチ・プレッタ は、前後半にそれぞれ1点ずつを決めたインテルナシオナウが順当に勝利。引き続き首位クルゼイロを追走中だ。

 試合は、インテルナシオナウが左サイドからの攻撃で早速チャンスメイクしてリズムをつくると、いとも簡単に試合を掌握。良い流れを保ちながら27分に先制した。FWフェルナンドンが頭で落としたボールを拾ったFWハファエウ・ソービスが、シュートフェイントに入ったところを倒されてPKを獲得。これをMFアレックスが落ち着いてゴールマウスに沈めた。1-0 で折り返した後半もインテルナシオナウのペース。63分、DFファビアーノ・エウレルの左コーナーキックをDFボリーバルが頭で中央に折り返すと、DFセアラーが頭で押し込んで追加点を奪取した。その後もインテルの攻撃は止まらず、FWハファエウ・ソービスやMFチンガらによる厚い攻撃が続いた。結果は記すまでもなくインテルナシオナウの快勝だった。

 インテルナシオナウは、リーグ再開を良い形で歩み始めることに成功。ベイラ・ヒオの大観衆も納得の完璧な試合をしてみせた。ベストメンバーを揃えて臨んだこの日は、11人がそれぞれ噛み合い最後まで相手を圧倒。リーグ中断前まで調子の上がっていなかったFWハファエウ・ソービスも完全復調とみていい動きをみせ、攻撃の核となって奮闘していた。チンガ、ペルジゴンの2ボランチは攻守ともにフル稼働。勝利に大きく貢献した。非常に良い状態でブラジレイロンに入れたインテルナシオナウ。厳しい首位争いに向けて"機は熟した"と表するべきか。

 写真; 攻守のつなぎ役に徹し、チームにリズムを与えたMFペルジゴン ( インテルナシオナウ / 右 ) 。


ブラジル全国選手権 2006 第11節 (12/07/2006)
インテルナシオナウ 2-0 ポンチ・プレッタ
クレーメル GK ジェアン
セアラー
ボリーバル
ファビアーノ・エウレル
ハモン
DF プレット
( モッソーロ )
チアーゴ・マチアス
ハファエウ・サントス
ネイ
ファビーニョ
チンガ
( アドリアーノ )
ペルジゴン
アレックス
( ウェウリントン )
MF カルリーニョス
ヒカルド・コンセイソン
ダニーロ
( ベウベル )
アウミール
( バンデルレイ )
フェルナンドン
ハファエウ・ソービス
( イアルレイ )
FW イラン
トゥット
アレックス 27
セアラー 63
ゴール
ファビアーノ・エウレル
ハモン
アウベルト
イエロー
カード
プレット
チアーゴ・マチアス
カルリーニョス
アベウ・ブラーガ 監督 マルコ・アウレーリオ
主審; ウィリアン・ソウザ・ネーリ
スタジアム; エスタジオ・ベイラ・ヒオ ( ポルト・アレグレ )
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