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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜

瀕死の状態のコリンチャンス。テベスは救いの神になれるか?
テベスがようやくサンパウロに到着

 アルゼンチン代表のFWカルロス・テベスが、家族を連れてサンパウロに降り立った。ワールドカップでの敗退から約2週間。コリンチャーノの誰もが、頼れるアタッカンチのチーム復帰を待ちわびていた。

 カルロス・テベスは、アルゼンチン代表の一員としてワールドカップに出場。自身1ゴールをあげて華々しい世界デビューを飾った。代表敗退後、テベスはドイツを離れアルゼンチンに帰国。わずかながら休暇をとり、家族との時間を満喫していた。この間にコリンチャンスは連敗。先日にはパウメイラスにも敗れて19位にまで順位を下げてしまった。
 さかのぼると第7節から数えて6試合無得点という非常事態にあえいでいるコリンチャンス。深刻な得点力不足を快勝すべく、コリンチャーノの間ではテベスの合流を待ち望む声が日増しに高まっていた。

 母国での休暇を終え満を持してサンパウロに到着したテベス。コリンチャーノの歓迎を受けご満悦のご様子だったが、報道関係者とのやりとりは一言二言で切り上げてそそくさと車に乗り込んでいった。テベスの腕に抱かれていた愛娘フロレンシアちゃんがカメラのフラッシュに驚いて泣き出してしまったため、テベスは記者の質問に応じる気になれなかったようだ。

 コリンチャンスの次の試合は、7月23日の第13節 ( 対フォルタレーザ戦 ) 。予定では、テベスは木曜日にもチーム練習に合流することになっている。ゴール欠乏症に悩み、降格圏内に低迷する瀕死のコリンチャンスを救えるのは、この男をおいて他に見当たらない。

 写真; 愛娘フロレンシアちゃんを抱いてサンパウロに到着したFWカルロス・テベス ( コリンチャンス ) 。

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