前線の強化に取り組んでいるサントスが、パラナー州のイラチ・パラナエンセからFWレアンドロ・ホドリゲスを獲得した。今年12月までのレンタル移籍のようだ。

　レアンドロ・ホドリゲスは24歳のセンターフォワードで、今年のパラナー州選手権では15試合に出場して18ゴールを決めている。１試合平均1.20点という高い得点率で注目されたが、地方の無名クラブであるせいかマスコミの注目度も低く、各クラブの首脳陣も移籍の対象としては見ていなかった。そんな同選手に目をつけたのが、バンデルレイ・ルシェンブルゴ監督だった。
　ルシェンブルゴは、イラチ・パラナエンセで監督を務めているセルジオ・ルイス・マウセッリ氏と直接交渉してレアンドロ・ホドリゲスの獲得にこぎつけたという。ルシェンブルゴとセルジオ・ルイス・マウセッリ氏はかつて一緒に仕事をしており、今でも時折連絡を取り合う友人の間柄だそうで、電話越しでルシェンブルゴに「どこかに良いアタッカンチはいないか？」と尋ねられたセルジオ・ルイス・マウセッリ氏が、レアンドロ・ホドリゲスを紹介したという情報もある。

　クレーベル・サンターナを初め、ガウボン、ジウマール、ジャルデウ、マグヌンと選手の放出が相次いでいるサントスに、新たな点取り屋が加入した。果たして、レアンドロ・ホドリゲスの実力は如何ほどのものなのだろうか。