ブラジル全国選手権で結果を出せず低迷しているコリンチャンス。2005年にチームに加入し、昨年主力として活躍したMFホージェルが骨折しているかもしれないという。

　ホージェルは、リオ・デ・ジャネイロ州出身でフルミネンセのユースで育った。2004年のコッパ・アメリカ ( 南米選手権 ) ではブラジル代表に選出され、その年のフルミネンセでは、当時不調だったFWホマーリオ、FWエジムンドらを尻目にチームの核として活躍した。2005年にはベンフィカ ( ポルトガル ) に移籍したが活躍の機会がなく、シーズン半ばでコリンチャンスに移籍した。プライベートでは、サンパウロの某テレビ局の女子アナと交際していることで有名な選手でもある。
　そのホージェルはワールドカップ期間中のチーム練習中に足に違和感を訴え、病院に直行。リーグ再開の初戦には出場したが足の痛みが消えなかったため、治療に専念することになった。詳しい診断結果は出ていないが骨折の疑いもあり、おおよそ全治１〜２ヶ月と報じられている。

　コリンチャンスでは他にもMFマルセリーニョ・カリオカがふくらはぎを痛めており戦線離脱中。そして先の試合中にFWニウマールも膝をひねる事故に遭い、選手登録を抹消された。けが人の多いコリンチャンス。チームに結果が出ないのもやむなしか。。