ワールドカップ終了後の欧州移籍がささやかれていたDFディエーゴ・ルガーノ ( ウルグアイ代表 ) 。彼の去就について、ルガーノの代理人であるファン・フィヘール氏がサンパウロ残留を強く主張した。

　ルガーノには以前から欧州に移籍する噂がある。真実味のある噂はアトレティコ・マドリー ( スペイン ) で、他にもミランやレアル・マドリーといったビッグクラブが獲得を狙っているという報道もある。ウルグアイはワールドカップに出られなかったが、代表の南米予選でのプレイや、サンパウロでのリベルタドーレス、世界クラブ選手権でのプレイが欧州各クラブのスカウトマンの目に留まったのだとか。

　思いのほか高い評価を得ているルガーノだが、彼の代理人であるフアン・フィジェール氏はスペインの大手紙「エル・パイス」の取材に応じた際、次のようなコメントを残した。
　「ルガーノにはオファーが届いているが、私は昨年末以降まったく交渉を行っていない。サンパウロもルガーノを必要としており、彼の欧州移籍はありえない」

　代理人はそう話す。しかし、移籍話は急展開するのが常だ。リベルタドーレス終了後にも移籍する可能性なら、ありえるかもしれない。