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Seleção Brasileira 〜ブラジル代表〜

セレソンは生まれ変わるか? ドゥンガがセレソン指揮官に。
元ジュビロ磐田のドゥンガ氏、ブラジル代表監督に就任

 7月24日、ブラジルサッカー連盟 ( CBF ) がブラジル代表の新監督に元ブラジル代表でかつてジュビロ磐田でもプレイしたドゥンガ氏が就任することを発表した。

 ドゥンガこと本名カルロス・カエターノ・ブレドルン・ベヒーは、現在42歳。1983年にポルト・アレグレの名門インテルナシオナウでデビューして以降、コリンチャンス、サントス、フィオレンティーナ、シュトゥットガルトなど各国を渡り歩いた。1995年にはジュビロ磐田に移籍。1997年のJリーグ 2nd.ステージ優勝などチームを強豪クラブへと変貌させ、その中で精神的な支柱としてジュビロの成長を支えた。1999年に古巣のインテルナシオナウに移籍し、2000年を最後に現役を退いている。
 ブラジル代表としても活躍し、1989年と1997年にはコッパ・アメリカで優勝。1990年、1994年、1998年の3度ワールドカップに出場し、1994年にはキャプテンとして優勝トロフィーを掲げている。

 CBF のヒカルド・テイシェイラ会長によれば、ドゥンガと2時間の話し合いの場をもち、そこで代表監督就任のお願いをしたという。契約の詳細は明らかになっていないが、同会長は任期を2010年だけでなく2014年までといった感じで長期的にとらえていると噂されている。
 同会長曰く「セレソンは生まれ変わるべきだと思う。そのために必要なのは強烈なキャプテンシーを持ち、選手を引っぱってくれる人物でなければならない。ドゥンガはまさに最適な人物だ」

 また、就任したドゥンガ氏も代表監督就任に自信をみなぎらせている。
「私の中でセレソンは常に神聖なものだ。その神聖なもののために自分に出来ることは何でもやっていきたいと考えている。選手時代と今とでセレソンに対する思いが変わるなんてことはない。セレソンは勝利を義務づけられているから、私は勝てるサッカーを目指して取り組んでいく。もちろん、その自信はある。自信があるから就任したんだ」。

 早くも8月18日にノルウェーの首都オスロでノルウェー代表と親善試合を行うブラジル代表。"ドゥンガ監督"率いるセレソンは、どのように成長していくのだろう。

 写真; CBFからの就任要請を受諾。パヘイラの後を継いでブラジル代表監督になったドゥンガ ( 元ブラジル代表 / ジュビロ磐田 ) 。

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