現在ブラジル全国選手権で得点ランキングトップを独走中のFWドドー ( ボタフォゴ ) が、UAEのアル・アインというクラブチームに移籍することが決まった。今年12月までのレンタル移籍のようで、その後はボタフォゴに戻る予定だそうだ。

　かつて大分トリニータでもプレイし、現在32歳になるボタフォゴは移籍の理由について「家族のため」と述べている。石油王からのお恵みに目がくらみ、移籍を決意したのだろうか。移籍金や移籍先での給料は明かされていないが、ボタフォゴの月給よりも高額であることは言えるだろう。

　ブラジル全国選手権の得点ランキング１位の選手がシーズン半ばで移籍する事態は、昨年も起こった。第13節を終えて得点ランキング１位だったFWフレッジ ( クルゼイロ ) がリヨン ( フランス ) に移籍して、ブラジル全国選手権で得点王に輝くチャンスを捨てている。ドドーもまた、同様にブラジレイロン得点王の称号を捨てる形になった。