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Primera Liga Argentina 2006/2007 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

リーベルのカセレス、メキシコ行きが濃厚

 リーベルに所属するパラグアイ人DFフリオ・セーサル・カセレスが、メキシコ1部リーグの強豪ティグレスUANLに移籍する可能性が高まっている。

 アルゼンチン国内で報じられたニュースによれば、カセレスの所有権をもつナント ( フランス ) に移籍期間の延長を申請する気がないリーベルは、放出する気満々のご様子。まもなく迎える新シーズンに、同選手がアルゼンチンでプレイする可能性はないとの憶測が強くなったという。レンタル移籍でリーベルに来ていたカセレス。通常ならナントに戻るのだが、ナントもまたカセレスとの契約更新に応じる気がなく、カセレスは別のフィールドを探す必要に迫られた。
 そのカセレスに目をつけたのが、メキシコのティグレスUANLだった。モンテレイに本拠を構える強豪はリーグ優勝に備えて守備陣の強化を図っており、安定感のあるセンターバックを探していたのだとか。

 リーベルの首脳陣は放出する気満々で、カセレス本人も移籍に前向きなのだが、監督のダニエル・パサレラにこのことは伝わっていなかったそうで、パサレラは「今季もカセレスがチームにいるつもりで構想を練っていたところだ。移籍してもらっては困る」と困惑気味に述べた。
 だが、そんなパサレラの主張をよそに、リーベルとティグレスとの間ではある程度話がまとまっているという。カセレスのティグレス入りは濃厚とみられており、リーベルの選手層がさらに薄くなることは充分予想できる。リーベルは現有戦力で戦うのか、それとも新たな人材確保に動くのか。

2006年7月21日
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