アルフィオ・バシーレの代表監督就任が濃厚とみられてから同氏の後を継ぐ監督探しを進めているボカ・ジュニオールスが、マラドーナに監督就任のオファーを出した。しかし、当のマラドーナ本人はボカの監督就任の話をきっぱりと断った。

　ボカのマウリシオ・マクリ会長が直接マラドーナと会って監督就任を提案したそうだが、その席でマラドーナは「ボカで監督をする気持ちはない」と明言。バシーレの後を継がない意志を明確に示したという。
　ちなみに、その際マラドーナは、「現メキシコ代表監督のリカルド・ラボルペをボカの新監督に任命してはどうか」と、マクリ会長に提案したそうだ。

　マラドーナの監督就任の可能性が消えたボカは、新たな監督候補を模索しているが、地元メディアによるとマラドーナの提案したラボルペ新監督の可能性も低いとのこと。最新の情報では、現在フニオール・バランキージャ ( ) で監督を務めているカルロス・イスキア氏にオファーを出すのではないかとの憶測も飛び交っている。