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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 ゴラッソーを１発ずつ。一進一退の攻防の末、 1-1 のエンパテ。
第９節 サンカエターノ 1-1 インテルナシオナウ
ブラジル全国選手権は、5月31日〜6月1日に第９節が行われた。サンパウロ州サンカエターノ・ド・スウのエスタジオ・アナクレット・カンパネーラで行われた サンカエターノ×インテルナシオナウ は、互いに素晴らしいシュートで１点ずつを取り、1-1 で引き分けた。 試合は、サンカエターノが積極的にミドルシュートを放つなどして果敢に攻めると、15分に先制。右サイドから中央に走りこんだDFアンデルソン・リーマ ( 元アルビレックス新潟 ) の低い弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さった。追いかける形になったインテルナシオナウは反撃に転じ、中盤から攻撃をしかけていく。ゴールの予感を感じさせる決定機を何度かつくったインテルナシオナウは、41分に同点に追いついた。ゴール正面約30mの距離からFWハファエウ・ソービスが左足を振り抜くと、ボールはゴール左上の隅に突き刺さった。目の覚めるようなファインゴールだった。 後半は互いに攻め合う場面の連続。インテルはFWフェルナンドン、MFジョルジ・ワグネールらが果敢にシュートを放てば、サンカエターノはセットプレイからチャンスメイク。直接フリーキックのシーンではDFアンデルソン・リーマのきわどいシュートが飛ぶなど、見応え充分だった。しかし、最後の詰めが甘く両者ともに２点目ならず。結果は 1-1 の引き分けに終わった。 ホームのアナクレット・カンパネーラで結果を残せるサンカエターノは、インテルナシオナウ相手に何ら臆することなく戦った。積極的な攻めも目立ち、チームとしての一体感も感じさせた。前線がもう少し仕事をすれば、浮上の可能性をつかむこともできるのではないか。 対するインテルナシオナウも、素晴らしい試合をしてみせた。FWハファエウ・ソービスのミドルシュート以外でも多くの決定機をつくった。前半途中にはMFインジオの直接フリーキックがゴールポストを直撃する不運でゴールを逸したりもした。２点目が取れそうで取れなかったのは残念だったが、気落ちすることなく次につないでほしい。 写真； 41分に鮮やかなミドルシュートを突き刺したFWハファエウ・ソービス ( インテルナシオナウ ) 。ブンデスリーガ行きが噂されており、これがインテルでのラストゲームになるかもしれない。
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