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FIFA Copa do Mundo 2006 〜 ワールドカップ2006 ドイツ大会 〜

スアーレス監督の胸中

 先のワールドカップでポーランドを撃破したエクアドル。チームを率いるルイス・フェルナンド・スアーレス監督が、その胸中を語った。

 きわめて冷静なコメントだった。スアーレス監督は初戦勝利に盛り上がるエクアドル国内のメディアに対して「戦いはまだ始まったばかり。初戦で勝てたのが重要なことだったのは確かだが、浮かれてはいられない」と気を引き締めた。

 同監督はまず「ポーランド戦ではベンチにいた選手を含めて全員が試合に集中できていた。試合の入り方もよくて、一人一人がしっかりと役割をこなせていたと思う」と、チームの出来をストレートに評価した。だが、「コスタリカやドイツを相手にもポーランド戦のような戦い方ができるかどうかはわからない。コスタリカはドイツ戦を見てもわかる通り、一瞬でもスキを与えたらやられる。ドイツは前線でも2列目からでもゴールを決められる選手が揃っているから、なおさらスキを与えてはいけない。むしろ、これからが本当の勝負になる」と語った。
 常に挑戦者の立場で試合に臨みたいのが、スアーレス監督の深層心理にあるようだ。

2006年6月10日
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