今季は好調のフラメンゴ。そこで背番号111を背負うエースFWルイゾンが、負傷から復帰してチームに合流した。監督のネイ・フランコは、同選手の戦列復帰を心から喜んだ。

　ルイゾンは、2002年の韓日大会で来日した元ブラジル代表。昨年はサンパウロの主力としてリベルタドーレス優勝に大きく貢献して、名古屋グランパスエイトへ移籍。しかし、わずか数ヶ月でサントスへと移籍した。今年の年明けにサントスから戦力外通告を受けてフラメンゴに拾われた。プライベートではFWホナウドやMFバンペッタ、MFジュニオール、GKジーダらと仲がいい。

　そのルイゾンは今年４月に負傷して治療に専念していたが、ようやく戦列に復帰。来月に控えたコッパ・ド・ブラジルの決勝、再開されるブラジル全国選手権に向けてトレーニングを始めたそうだ。ネイ・フランコ監督は「ルイゾンは、元セレソンで経験も豊富だ。若手主体のフラメンゴにとって、彼のような存在は欠かせない。ルイゾンが戻ってきてくれたことは非常に心強い」と語った。