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Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 高地に悩むブラジル人にシュートの嵐。逆転勝利にカサブランカは狂喜乱舞。
準々決勝 1st.Leg リーガ・デ・キト 2-1 インテルナシオナウ
コッパ・リベルタドーレスは、5月10日に準々決勝の 1st.Leg が行われた。エクアドルの首都キトのエスターディオ・カサブランカで行われた リーガ・デ・キト×インテルナシオナウ は、終盤FWアリエル・グラシアーニのゴールで逆転に成功したリーガ・デ・キトが先勝した。 試合は、リーガ・デ・キトが開始早々相手陣内に攻め込んだ。5分のMFエディソン・メンデスのミドルシュートを皮切りにFWエルキン・ムリージョ、DFネイセル・レアスコらが畳みかけるようにシュートを浴びせれば、23分にはMFパトリッシオ・ウルティアがドリブルで2人をかわして鋭いシュートを放つなど、リーガ・デ・キトは積極的に先制点を狙いにいった。 しかし、先制したのはインテルナシオナウだった。25分、MFアレックスが左サイドのスペースにスルーパスを出すと、そこに走りこんでいたDFジョルジ・ワグネールが鋭いシュートを放った。ボールはGKクリスティアン・モーラの手をすり抜けてゴールネットに突き刺さった。 先制したことで勢いづいたインテルナシオナウは、その後も何本かシュートを放って2つめのアウェイゴールを狙いにいったが、ゴールならず。リーガ・デ・キトは10本ものシュートを放ちながら1点が遠く、インテルナシオナウの1点リードで前半を終了した。
ところが、後半はリーガ・デ・キトが主導権を掌握。48分に訪れたピンチをしのぐと、51分にはFWアグスティン・デルガードが決定的なシュートを放つ。そして57分、リーガ・デ・キトは12本目のシュートでようやくゴールを奪った。右サイドから放たれたDFネイセル・レアスコのシュートはGKマルセーロが体で弾いたが、そのこぼれ球をFWアグスティン・デルガードが押し込んだ。同点に追いついたことで落ち着いてボールをまわしはじめたリーガ・デ・キトは、徐々に自分たちのリズムをつくっていく。両者ともに攻めながらゴールにならないもどかしい展開が続いたが、次の1点を奪ったのはリーガ・デ・キトだった。84分、途中出場のFWアリエル・グラシアーニが押し込んで逆転に成功。試合はそのままリーガ・デ・キトが勝利した。リーガ・デ・キトことリーガ・デポルティーバ・ウニベルシターリア・デ・キト ( 略称LDU ) は、高地キトを苦手とするブラジル人たちを敗北へといざない、ホームで見事な逆転勝利をおさめた。この日は相手の出方をうかがうことなく、自発的に攻撃を展開。両サイドを広く使って相手を攪乱し、90分間で計17本ものシュートを相手に浴びせた。ときにカウンターを喰らう場面もあったが、最後まで自分たちのリズムを崩さなかったリーガ・デ・キト。オブリタス監督のペルー代表就任発言が飛び出すなど、ピッチ外での話題も気になるところではあるが、ファンにとっての最大の関心はやはりチームの勝利である。ブラジル屈指の強豪との 1st.Leg で先勝した意味は、非常に大きい。 一方のインテルナシオナウは、最終ラインと中盤との連携が噛み合わず、相手にボールを支配される時間が多かった。劣勢ながらも先制すると多少は優位に試合を進める時間帯もあったが、最後まで主導権を握ることはできなかった。先の決勝トーナメント1回戦 1st.Leg で活躍したFWレンテリーアもこの日は不発に終わり、FWフェルナンドンは前半のワンチャンス以外は消える時間帯が多かった。標高2,850m の薄い酸素に体力を吸い取られた後半の2失点は、非常に悔やまれるところである。次節、ポルト・アレグレではコンディションを整え、大差をつけて勝つつもりで試合に臨まなければならないだろう。 この準々決勝 1st.Leg を以てコッパ・リベルタドーレスはひとまず中断。次節、2nd.Leg はワールドカップドイツ大会終了後の7月12日に行われる。
写真右上; 先制点をあげたDFジョルジ・ワグネール ( インテルナシオナウ / 赤ユニフォーム ) に、ヘディングで競り勝つDFジオバニー・エスピノーサ ( リーガ・デ・キト / エクアドル代表 ) 。
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ところが、後半はリーガ・デ・キトが主導権を掌握。48分に訪れたピンチをしのぐと、51分にはFWアグスティン・デルガードが決定的なシュートを放つ。そして57分、リーガ・デ・キトは12本目のシュートでようやくゴールを奪った。右サイドから放たれたDFネイセル・レアスコのシュートはGKマルセーロが体で弾いたが、そのこぼれ球をFWアグスティン・デルガードが押し込んだ。同点に追いついたことで落ち着いてボールをまわしはじめたリーガ・デ・キトは、徐々に自分たちのリズムをつくっていく。両者ともに攻めながらゴールにならないもどかしい展開が続いたが、次の1点を奪ったのはリーガ・デ・キトだった。84分、途中出場のFWアリエル・グラシアーニが押し込んで逆転に成功。試合はそのままリーガ・デ・キトが勝利した。