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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 見応え充分の90分。バスコにとっては惜しい引き分け。
第8節 バスコ・ダ・ガマ 1-1 サンパウロ
ブラジル全国選手権は、5月27〜28日に第8節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのエスタジオ・サン・ジャヌアーリオで行われた バスコ・ダ・ガマ×サンパウロ は、互いに1点ずつを取り合って引き分けた。 試合は、開始からサンパウロが効率よくボールをまわしてリズムをつくると、7分にMFソウザがドリブルから果敢にシュートを放つ。対するバスコも10分、カウンターからドリブルで前進したFWエジウソンがゴール前にスルーパス。これをFWファイオーリがシュートするがボールは枠外に逸れていった。序盤から攻め合う見応えのあるゲームは12分に動いた。MFハマーリョのパスを足元で受けたFWアレックス・ジーアスがボールを浮かせて相手をかわすと、ペナルティエリア内に侵入して左足を振り抜きゴールを奪った。追いかけるバスコもフリーキックやロングフィードから何度かチャンスをつくり、戦意を前面に出して攻め続けた。バスコの気持ちは後半、形になった。54分、左サイドでセットプレイのチャンスを得たバスコは、フリーキックからMFイーゴリが頭で合わせて同点とすると、その後もFWファイオーリやMFエルナーニが鋭いシュートを放つなど逆転を狙って攻め続けた。サンパウロもサイドからチャンスメイク。しかし、両者ともにキーパーの好守やゴールポスト等に阻まれてリードを奪えなかった。 バスコ・ダ・ガマは、MFハモンを累積警告で欠いたが、そこに置かれたMFモライスが質の高いプレイを見せた。またFWバウジランも欠いていたが、攻撃はある程度機能していた。前半にはFWエジウソンが相手の守備の混乱を突いて無人のゴールにボールを蹴ったが、左足に当たりそこねた弱々しいシュートはゴール寸前で相手にクリアされるシーンもあった。GKボスコの度重なるファインセーブもまた、バスコから2点目のゴールの可能性を削っていった。セットプレイから1点を決めて引き分けに持ち込めたのは評価すべきだが、勝てる可能性もあるにはあった。流れの中からもゴールを決めていきたいところであろう。でなければ、勝利や上位進出は見込めない。 対するサンパウロは、MFジョズエとMFジュニオールを欠いたもののハマーリョとヒシャリソンがその穴を埋める活躍をみせた。とくにハマーリョはMFミネイロとともに攻守の要としてチームに貢献した。攻撃では、アレックス・ジーアス&ヒカルド・オリベイラの2トップにMFダニーロを加えた3人でバスコの守備陣をしばしば混乱させていた。終盤はバスコに押されがちだったが、全体的には悪くない内容だった。この引き分けでサンパウロは、混戦の首位争いから一歩後退。次節、首位フルミネンセとの試合にリーグ前半戦の命運がかかる。 写真; ゴールを決めてMFモライス ( 9番 ) と抱き合うMFイーゴリ ( バスコ・ダ・ガマ ) 。
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