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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 トゥッタのダイビングヘッドで勝利。フルミネンセ、ついに単独首位!
第8節 フルミネンセ 1-0 フラメンゴ
ブラジル全国選手権は、5月27〜28日に第8節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた「クラシコ・カリオカ」 フルミネンセ×フラメンゴ は、FWトゥッタのあげた1点を全員守備で最後まで守ったフルミネンセが勝利をおさめた。首位クルゼイロが引き分けたため、フルミネンセはこの勝利で単独首位に躍り出た。 リオ・デ・ジャネイロでは「フル・フラ」と呼ばれている伝統の一戦は、互いにライバル心むき出しの熱い試合になった。立ち上がりから細かいパスまわしで狭いスペースを突く攻めをみせた両者は、互いに決定機を演出。あわやという場面をつくりだす。そして9分に試合が動く。左サイドでフリーキックを得たフルミネンセは、MFペトコヴィッチがゴール前にクロス。ボールは複数の選手の頭上を通過してゴール前にぽっかり空いたスペースに沈みかけた。そこにFWトゥッタが身を投げ出してヘディング。頭で合わせたボールはワンバウンドしてゴールネットに突き刺さった。トゥッタの快心のヘッドでフルミネンセが先制した。 試合はその後フルミネンセ優位で進み、長短を織り交ぜたシュートでゴールをうかがう。押されたフラメンゴもセットプレイからカウンターから決定機をつくるなどして反撃の機会を模索したが、GKフェルナンド・エンリーキの牙城を崩すには至らず。前半ロスタイムにはコーナーキックからFWワウテル・ミニョーカがヘディングシュートを決めるが、オフサイドの判定に泣きフラメンゴはゴールを取り消された。 後半はフラメンゴのペースになるが、攻撃は実を結ばず。対するフルミネンセは、ボールを奪う際に相手を蹴ったとしてFWトゥッタが退場し、形勢不利に立たされた。しかし、10人になったフルミネンセは守備に重点を置いて相手の攻撃を遮断。最後まで失点を防ぎ、クラシコを制した。
フルミネンセは、大事な大事な試合をものにした。今考えられるベストの選手を揃えた。オズワウド・ジ・オリベイラ監督は、苦しい試合内容には気を留めることなく「トゥッタの先制弾で楽になった。フラメンゴも昨年より良いチームになっているが、我々のほうが上だったということなのだろう」と、勝利に安堵する主旨のコメントを残した。トゥッタ&レニーといった「昨年の2トップ」が帰ってきたフルミネンセは、8試合目にしてついに単独首位に躍り出た。異彩を放つ有名選手は見当たらないが、チームとして非常にまとまっているのが好印象を感じさせる。対するフラメンゴは、見えない重圧に負けたと表現するのが正しいか。若手主体のチームは連携も悪くなく、徐々に戦術の理解も深めている。今年こそは…との思いを胸に幹部たちも本気でフラメンゴの復活を目指しているが、伸び悩んでいるのが現状だ。このクラシコに負け、順位を降格圏内の17位に落としてしまったフラメンゴ。上位との勝ち点差が少ない今のうちに少しでも勝ち点を積み上げておかなければならない。
写真右上; 9分に豪快なダイビングヘッドでゴールネットを揺らし興奮冷めやらぬFWトゥッタ ( フルミネンセ / 左 ) は、相方のFWレニーとともに笑顔。
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フルミネンセは、大事な大事な試合をものにした。今考えられるベストの選手を揃えた。オズワウド・ジ・オリベイラ監督は、苦しい試合内容には気を留めることなく「トゥッタの先制弾で楽になった。フラメンゴも昨年より良いチームになっているが、我々のほうが上だったということなのだろう」と、勝利に安堵する主旨のコメントを残した。トゥッタ&レニーといった「昨年の2トップ」が帰ってきたフルミネンセは、8試合目にしてついに単独首位に躍り出た。異彩を放つ有名選手は見当たらないが、チームとして非常にまとまっているのが好印象を感じさせる。