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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 ドイツに行けなかった男の鮮やかな復活。サンパウロ、ベルドンに圧勝。
第7節 サンパウロ 4-1 パウメイラス
ブラジル全国選手権は、5月24〜25日に第7節が行われた。サンパウロのモルンビーで行われた「クラシコ・パウリスタ」 サンパウロ×パウメイラス は、FWヒカルド・オリベイラの2ゴールなどでサンパウロが快勝した。 試合は、サンパウロのワンサイドゲームだった。開始早々ボールをつないで攻めたサンパウロは5分、左サイドにいたMFダニーロがゴール前にクロス。待ちかまえていた選手の頭上をすり抜けたボールは、DFマルシオ・カレッカの頭に当たって自陣ゴールに吸い込まれた。オウンゴールでサンパウロが先制した。序盤攻めあぐねたパウメイラスは劣勢に立たされたが、41分に中央でボールをつなぐと前線の裏へと抜けたMFパウロ・バイエルがシュート。一度はGKボスコが跳ね返したが、リバウンドに反応したDFマルシオ・カレッカがオウンゴールの汚名返上とばかりに豪快なボレーシュートをゴールネットに突き刺し、パウメイラスが同点に追いついた。 後半は完全にサンパウロのペースだった。52分、右サイドからのアーリークロスに飛びこんだFWヒカルド・オリベイラがゴール右隅にボールを蹴りこむと、その3分後にも再び右サイドからのクロスにFWヒカルド・オリベイラが頭で叩きこみ 3-1 。82分にはスルーパスに抜け出したFWアレックス・ジーアスがGKセルジオをドリブルでかわして無人のゴールにボールを流し込み、パウメイラスを完膚無きまでに叩きのめした。
サンパウロは、戦列復帰して間もないFWヒカルド・オリベイラが抜群のキレをみせて2ゴール。ドイツに行けなかった悔しさをバネに、完全復調を世間にアピールした。また、アレックス・ジーアスも最後にきらりと光るプレイでゴールゲット。攻撃陣は揃って好調だった。いつもの 3-5-2 でなく 4-4-2 で臨んだこの日も自慢のサイド攻撃は健在。ピッチを広く使った攻めで相手を圧倒し続けていた。この勝利で暫定ながら3位に浮上したサンパウロ。彼らの好調ぶりは、首位クルゼイロのそれに酷似している。対するパウメイラスは為す術なく完敗。相手にボールを支配されて自分たちのリズムをつくれなかったことも敗因のひとつだが、問題視すべきは注意力散漫な守備だ。サイドから崩されると4バックの連携はいとも簡単に壊れ、マークもずれまくり。DFカルロス・ガマーラ ( パラグアイ代表 ) の不在が露骨に表れるお粗末な守備に終始していた。試合前に「アーセナル的システムで勝利を目指す」と言っていたチッチ監督は大敗に愕然。4-1-4-1 の1トップに指名されたFWエニウトンも不発に終わった。前節の初勝利で自信を取り戻しかけたチームに、この敗北はどんな悪影響を及ぼすのだろうか。
写真右上; DFディエーゴ・ルガーノの祝福に笑顔をみせるFWヒカルド・オリベイラ ( サンパウロ / 右 ) 。
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サンパウロは、戦列復帰して間もないFWヒカルド・オリベイラが抜群のキレをみせて2ゴール。ドイツに行けなかった悔しさをバネに、完全復調を世間にアピールした。また、アレックス・ジーアスも最後にきらりと光るプレイでゴールゲット。攻撃陣は揃って好調だった。いつもの 3-5-2 でなく 4-4-2 で臨んだこの日も自慢のサイド攻撃は健在。ピッチを広く使った攻めで相手を圧倒し続けていた。この勝利で暫定ながら3位に浮上したサンパウロ。彼らの好調ぶりは、首位クルゼイロのそれに酷似している。