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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜 絶不調のベルドンは敵じゃない。サンカエターノ、ホームで余裕の勝利。
第4節 サンカエターノ 2-0 パウメイラス
ブラジル全国選手権は、5月6〜7日に第4節が行われた。サンパウロのエスタジオ・アナクレット・カンパネーラで行われた「クラシコ・パウリスタ」 サンカエターノ×パウメイラス は、サンカエターノが安定した試合運びで勝利をたぐり寄せた。 試合は、ゆったりとしたリズムの静かな立ち上がりで始まった。パウメイラスは13分にDFイウジーニョのクロスにMFクリスチャンが合わせるが、シュートは枠の外にはずれてゴールならず。一方、序盤は横パスが多く積極性を欠いていたサンカエターノは、時間の経過とともに少しずつ相手陣内に攻め込み始めた。そして34分、MFエウトンのミドルシュートをGKセルジオが弾いたところに、詰めていたMFマラバーが押し込んでサンカエターノが先制。気をよくしたサンカエターノは、その3分後にも追加点を奪取する。前線に抜け出したMFエウトンがフェイントでGKセルジオをかわす。このとき、GKセルジオの手に足がかかってエウトンは転倒するが、すぐに起き上がって角度のないところからボールをゴールネットに突き刺した。2点のリードを得たサンカエターノは、後半は守備に重点を置いて相手の攻撃を要所要所で寸断。パウメイラスに決定的なシーンをつくらせず、90分を戦い抜いた。 アナクレット・カンパネーラでは安定した戦い方のできるサンカエターノは、この日も例になくホームでの強さを相手にみせつけて勝利した。GKシウビオ・ルイスをコリンチャンスに引き抜かれたときは守備力が激減するのではないかという評論家の指摘も聞かれたが、GKルイスの台頭によってチームの守備力はさほど低下していない。お世辞にも優勝争いに加われるほどの戦力はないが、この日のようにホームでしっかり勝っていければ、2部落ちの心配はなさそうである。 一方のパウメイラスは、これで開幕から4戦全敗。勝ち点は0と依然最下位から抜け出せずにいる。この日は連戦の疲れからDFカルロス・ガマーラ ( パラグアイ代表 ) 、DFパウロ・バイエル、MFマルシーニョ・ゲレイロ、MFマルシーニョ、そしてFWエジムンドと5人もの主力を休ませた。代わりに出場した選手たちにはまだ試合勘がなく、決定機をつくってもゴール前で踏ん張れなかった。これでは勝てない。今季は州選手権で優勝を逃し、リベルタドーレスでは2年連続で宿敵サンパウロに敗退させられ、そして名将エメルソン・レオンの解任と、受難続きのパウメイラス。チームが浮上のきっかけをつかめる日は、いつ訪れるのだろう。
写真右上; 34分に先制ゴールを決めたMFマラバー ( サンカエターノ ) 。
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